「小説が苦手」を「精神年齢が低い」でごまかさない国語の読解指導

みみずく先生のプロ家庭教師&ライター奮闘記 国語一般

前ページの例題でありがちな誤答は、「テストの点数が悪くて悔しいという気持ち。」です。これのどこがまちがっているのでしょうか?

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「傍線部の前後に答がある」という思い込み

「テストの点数が悪くて悔しいという気持ち。」は、傍線部の直後にある「この点数がそんなに悔しかったのかい?」という明子の言葉がもとになっています。こういう誤答を書く生徒たちは本文全体を読んでいません。彼らは、「傍線部の前後に答がある」と思い込んでいます。

国語指導者の中には、「傍線部の前後に答があります」と言う人たちがいます。というか、このレベルの国語指導が主流のようです。

傍線部の前後に答がある問題が多いのは確かです。しかし、そのことを以て「傍線部の前後に答があります」と一般化してはいけません。

傍線部の前後に答があるにしても、そうである理由をきちんと説明すべきです。たとえば、傍線部に指示語があるから直前の文に答がある、などです。こうした説明を省いて、「傍線部の前後に答があります」だけを主張する国語指導者は三流のバカです。

バカな国語指導(?)が蔓延しているから、「傍線部の前後に答がある」と思い込む生徒たちが量産されるんですね。まさにバカの連鎖!!

抜き出し問題など、問題の形式によっては、傍線部の前後だけ眺めても答を見つけられません。また、記号選択問題や記述問題でも、傍線部から離れた箇所に答がある場合もあります。つまり、傍線部の前後に答があるとは限らないわけです。

したがって、国語が苦手な生徒たちは、「傍線部の前後に答がある」という思い込みを捨て、バカの連鎖から脱却しましょう。

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