【中学受験】「記述問題を捨てなさい!」から始まる国語指導の極意

みみずく先生のプロ家庭教師&ライター奮闘記 国語一般

巷では、「記号問題は消去法で解け」がメジャーなようです。消去法は、誤り箇所を含む選択肢を消していって、最後に残った選択肢を正解とする方法ですね。これに対して、僕は「選択問題を消去法で解くな」と生徒に言います。

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消去法ではなく積極法で

消去法でしか解けない問題も存在します。そういう問題以外では、原則として消去法を推奨しません。選択問題でも、まずは本文中の根拠から自分なりの解答を作り、それと一番ぴったりな選択肢を選ぶべきだ、と考えるからです。このような方法を「積極法」といいます。

僕の国語指導では、正解以外の選択肢の誤り箇所を生徒に指摘させるので、「積極法と消去法のハイブリッド」というのが正しいのかも知れません(笑)。しかし、僕が重視するのはあくまでも積極法。本文中の根拠を見つけて自分なりの解答を作るまでは、生徒に選択肢の検討を許さない指導法です。

この積極法は、抜き出し問題でも威力を発揮します。僕の国語指導を受けた生徒は、本文中から根拠を探すスキルが飛躍的にアップします。そのため、本文中から指定字数の語句を抜き出す問題にもすんなりと対応できるんですね。

さらには、根拠探しの訓練を続けた生徒は、記述問題も得意になります。記述問題の多くは、本文中の根拠をつないで正解を導きます。ここで大切なのは、「どうやって本文中の根拠を見つけるか?」という視点です。生徒は、積極法でさまざまな問題を解いているうちに根拠の見つけ方を習得し、結果として記述問題でも高得点を叩き出すわけです。

「記述問題を捨てなさい!」という僕の国語指導も、最終的には記述問題対策につながっていきます。

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塾の国語に見切りをつけた生徒のために

国語の問題の解き方は、「本文中の根拠をきちんと見つける」という一点に集約されます。問題の形式や本文内容、「評論」や「小説」などのジャンルによって、解き方が異なるわけではありません。

それにもかかわらず、大手進学塾の国語の授業は、「評論」「小説」「随筆」などのジャンルや、「環境問題」「哲学」「芸術」などのテーマによって、カリキュラムを編成しています。そこには、「国語」という科目全体を貫くポリシーがありません。塾側の都合でひたすらコマ数を増やし、生徒を無駄に拘束しているだけです。挙句、無能な国語指導者(?)ほど大量に課題を出して、生徒の貴重な勉強時間を奪っているんですね。

そんな塾の国語に見切りをつけた生徒やその保護者の力になりたい、と僕は思っています。

トップ画像=フリー写真素材ぱくたそ / モデル=ゆうき

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