小中学校では、口語文法の「敬語」を学びます。しかし、生徒たちは敬語をなかなかマスターできません。そんな生徒たちのために、敬語の使い方をまとめました。テスト対策に活用してください。
敬語の種類
敬語には、尊敬語・謙譲語・丁寧語の3種類があります。
尊敬語
尊敬語は、動作の主体に対する敬意を表す言葉です。尊敬語には、次の3種類があります。
敬語動詞
- 先生がおっしゃる。(「言う」の尊敬語)
- お客様がいらっしゃる。(「来る」の尊敬語)
お~になる
- 先生がお帰りになる。
~れる・られる
- お客様がお菓子を食べられる。
謙譲語
動作の主体を低めて、動作の客体に対する敬意を表す言葉です。謙譲語には、次の2種類があります。
敬語動詞
- 私が申し上げる。(「言う」の謙譲語)
- 私の姉が参る。(「行く」の謙譲語)
お~する
- 私がお客様をお送りする。
丁寧語
丁寧語は、話し手が聞き手に敬意を表したり、上品に言ったりするときに使う言葉です。次の言葉が丁寧語です。
です・ます・ございます・おります
- 今日は晴れです。
- こちらが商品でございます。
尊敬語と謙譲語の敬語動詞については、以下の表を参考にしてください。


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