関係詞の選択問題を攻略!関係代名詞と関係副詞を正しく使い分けよう

みみずく先生のプロ家庭教師&ライター奮闘記 高校英語
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【STEP2】先行詞を探す

(  )に入るのが関係代名詞だと分かったら、次は先行詞を探します。

「先行詞はどれ?」と聞かれて「yesterdayです!」と答えてはいけませんよ。直前にある単語が先行詞とは限りません。

先行詞を探す際には、各単語の品詞にチェックします。先行詞は、原則として名詞だからです。ただし、先行詞が不要な関係詞(what, how)と、次のような場合には注意しましょう。

He said that he’d graduated from the university, which was’nt true.

この例文では、直前の that 節全体は先行詞です。コンマの後ろに関係詞が来る場合、名詞節や主節全体が先行詞となる場合があります。

では、今回の問題に戻りますね。

生徒がしばしば先行詞と勘違いするyesterdayは、文中での位置を考えると副詞です。関係代名詞節は副詞を修飾しません。したがって、先行詞はa new bookだと判断できます。a new bookは人間以外の物なので、先行詞が人の場合に使うwho(4)は選択肢から除きます。

もっとも、今回の問題を解く上では、先行詞を(名詞と勘違いして) yesterdayと捉えようと、正しくa new bookと捉えようと結果に影響はありません。

しかし、英文法問題の練習では、「正解できればOK」という姿勢は厳禁です。問題の正誤よりも大切なのは、論理的な思考と答に至る過程への拘りです。

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【STEP3】whichとthatの使い分けを考える。

「関係代名詞はとにかくthatを使え!」という話をたまに聞きますが、これは悪質なデマです。

英文法問題、特に記号問題にthatが紛れている場合、that使用の可否が問われていると考えるべきです。そのため、何も考えずにthatに飛びついてはいけません。

今回の問題のようにコンマがある関係詞の用法は継続用法(非制限用法)と呼ばれます。この場合はthatを使えません。このルールに従うと、正解はwhich(2)であると判断できます。

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論理的思考と答に至る過程への拘り

たった1問を長々と解説しましたが、受験生の皆さんは、ここまでの解説を瞬時に頭の中に思い浮かべ、数秒で正解を選ぶ必要があります。「何となく」で答を選んで、正解・不正解の結果だけを見て一喜一憂してはいけません。

前ページでも述べたように、英文法問題の練習では、問題の正誤よりも、論理的な思考と答に至る過程への拘りが大切です。1問1問を丁寧に検討する習慣を身に付けることで、上位校合格の可能性も広がりますよ。

トップ画像=Pixabay

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