【更新情報】2017年8月29日更新
受験本番までの一週間に何をすべきかを科目ごとに紹介する記事の第4回目は理科編です。
一般に暗記色の強い科目とされる理科。そのため、本番直前に追い込みが効きやすいといわれます。
とはいえ、都立高校一般入試の理科は、単なる暗記よりも、実験や現象の理解に重点が置かれます。やみくもに語句暗記をしても、労力の割に結果が出ない、ということも起こり得ます。
入試直前期は、必要な知識を総整理するとともに、理科的な思考方法をきちんと見直すことが大切です。
図を自分で正確に描けるように
過去問集などで理科の解説を見ると、文字がずらずらと書かれています。しかし、これを読むだけでは、理科の直前対策としては不十分です。
都立高校一般入試の理科では、図をもとに考えたり、図を選択したりする問題が頻出です。そうした傾向を踏まえて、図を自分で正確に描けるようにしましょう。
では、どのような図を描ければいいのでしょうか?
平成27年度の過去問で、問題を解く上で特に重要だった図を次に示します。
【第1分野】
・イオン
・回路
・滑車・力の図示
【第2分野】
・軟体動物(アサリ)の体の仕組み
・動物の神経
・地層・ボーリング調査
・天気図
・金星の観測
教科書や資料集、問題集などに載っている図を、自分の手でノートに書き写し、自分で理解できる説明を書き加えましょう。具体的に何をどう書くかについては、以下の記事を参照してください。
斜面を滑る運動の速度はどうなる?力の分解を作図して入試問題を瞬殺
教科書などに載っている図で理解できないものがあれば、入試本番前に学校や塾の先生に質問しましょうね。
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