問題演習コーナー
【問題】兄と弟の所持金の比は5:2でしたが、2人で同じ金額を出し合ってサッカーボールを買ったので、兄と弟の所持金の比は2:1になりました。その後、兄が弟に600円渡したので、兄と弟の所持金の比は7:5になりました。サッカーボールの値段はいくらですか。
1文目と2文目でそれぞれ線分図を描きます。
1文目(「兄と弟の所持金の比は5:2でしたが、~」)は差(赤い線分)が一定です。
また、2人が出し合った金額(青い線分)は左に寄せて描きました。
2文目(「その後、兄が弟に600円渡したので、~」)は和が一定です。
600円という具体的な金額のあるこちらの図から、わかる金額を求めていきます。
2人の所持金の和である3とが同じ長さなので、3との最小公倍数のにそろえます。
3を4倍したので、他の□の比も4倍しました。=600円なので、2==600×8=4800円です。
1文目を表した線分図に戻って、2人の所持金の差である②と1が同じ長さなので、②と1の最小公倍数の②にそろえます。
1を2倍したので、他の□の比も2倍しました。
2=④=4800円なので、2人がそれぞれ出した金額①=4800÷4=1200円です。したがって、サッカーボールの値段は1200×2=2400円です。
トップ画像=フリー写真素材ぱくたそ
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