作文が苦手な小中学生に朗報!心情表現や形容詞を書き換えて字数稼ぎ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
みみずく先生のプロ家庭教師&ライター奮闘記

小中学生に作文を書かせると、彼らはすぐにギブアップします。

「先生~もう書くことがありません~」

以前の記事でも書きましたが、彼らは作文のコツを分かっていません。そんな彼らへのアドバイスを公開します。

広告

「うれしい」「悲しい」を連発する小中学生

小中学生の作文指導では、僕は次のように言います。

「うれしい」「楽しい」「悲しい」「つらい」など、直接的な心情表現を使わないようにしよう!!

生徒たちは、「うれしい」「悲しい」などの直接的な心情表現を使いたがります。典型的な作文を見てみましょう。

私は運動会でリレーの選手に選ばれてうれしかったです。当日、走っているときは苦しかったけれども、一位になれたのでうれしかったです。クラスのみんなに「すごいね」と言われてとてもうれしかったです。

小中学生の作文は実際にこのレベルです。例では「うれしい」が3回も出てきます。この生徒は、よほどうれしかったんでしょうね(笑)。

直接的な心情表現はどうしてダメなの?

直接的な心情表現ばかり使うと語彙が限られます。その結果、生徒たちは無意識のうちに同じ言葉を反復します。

詩や小説では、意図的に同じ言葉を繰り返す「反復法(リフレイン)」という表現技法があります。たとえば、中原中也『山羊の歌』に収録されている「サーカス」では、同じ言葉の反復が独特の世界観を作っています。

幾時代かがありまして

茶色い戦争ありました
幾時代かがありまして

冬は疾風吹きました

幾時代かがありまして

今夜此処での一と殷盛り

今夜此処での一と殷盛り

…………

中原中也の詩はいつ読んでも心に染みますね……。

というのはさておき、詩の表現技法として、もしくは相手を自分の思い通りに動かそうというマインドコントロールの場面(笑)では、反復法が役に立ちます。しかし、作文ではNGです。なぜなら次の問題点があるからです。

・文章が幼稚になる。

・語彙の貧弱さが露呈する。

・具体的なイメージが伝わらない。

作文を上手に見せるためには、「うれしい」「悲しい」などを別の言葉に書き換えます。

広告
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
広告

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です