【「の」の用法】主格・連体修飾格・準体格・同格を文法的に考える

みみずく先生のプロ家庭教師&ライター奮闘記 古文
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「の」の識別の実践例

前ページを踏まえて冒頭の例文を考えましょう。例文を再掲載しますね。

リンゴ大きなが、私植えた木上になっていた。

4つの「の」は、主格・連体修飾格・準体格・同格のどれに当たるのでしょうか?

1つめの「の」

1つめの「の」は、「で」に言い換えられます。

リンゴ大きなの → リンゴ大きなの

したがって、1つめの「の」は同格です。

2つめの「の」

2つめの「の」は、「もの」に言い換えられます。

大きなが → 大きなもの

したがって、2つめの「の」は準体格です。「の」の後ろには、助詞「が」が続いています。ここからも同格だと判断できます。

3つめの「の」

3つめの「の」は、「が」に言い換えられます。

植えた → 私植えた

したがって、3つめの「の」は主格です。“代名詞「私」+「の」+動詞「植えた」”の形からも主格と判断できますね。

4つめの「の」

4つめの「の」は言い換え不能です。

したがって、4つめの「の」は連体修飾格です。“名詞「木」+「の」+名詞「上」”の形からも連体修飾格と判断できますね。

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