古文で形容詞の活用表をどう覚える?補助活用の覚え方を工夫しよう

みみずく先生のプロ家庭教師&ライター奮闘記 古文
スポンサーリンク

補助活用(カリ活用)の正体はラ変?

僕が「く・から・く・かり・し・き・かる・けれ・かれ」を嫌うのは、これが本質を無視した覚え方だからです。きちんと理屈さえ分かっていれば、こんな変てこな覚え方をしなくても済むんですよ。

というわけで、形容詞の活用表が2列になっている理由を考えましょう。

「から・かり・○・かる・○・かれ」の補助活用(カリ活用)は、実は「く・く・し・き・けれ」の本活用から派生したものです。本活用の連用形「く」にラ変動詞「あり」をくっつけて使っているうちに音が変化したんですね。具体的には、次のようになっています。

  • くあら → から
  • くあり → かり
  • くある → かる
  • くあれ → かれ

このことが分かっていれば、カリ活用はラ変動詞と同じ活用をするということも理解できるでしょう。カリ活用の終止形と已然形を補って活用表を書きかえると以下の通りです。
古文で形容詞の活用表をどう覚える?補助活用の覚え方を工夫しよう

カリ活用の中に、「ら・り・り・る・れ・れ」というラ変動詞の活用が見えてきましたね。ということは、覚えるべきは本活用だけで、「カリ活用はラ変と同じ!ただし、終止形と已然形は無し!」でおしまいです。

動詞の活用は、古典学習の最初の方で暗記させられるはずです。そこでラ変動詞の活用を覚えたなら、カリ活用をわざわざ暗記する必要はありません。既習の知識を使って、その後の暗記を楽にすればいいんですよ。

コメント

タイトルとURLをコピーしました