主語と述語の問題が苦手?小学生にもわかりやすく見つけ方を教えるよ

主語と述語の問題が苦手?小学生にもわかりやすく見つけ方を教えるよ 口語文法
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形式から主語を見つけよう

主語を見つける場合、意味から考えるのではなく、形式から判断するようにします。

具体的には、まず「が」「は」「も」「こそ」「さえ」などが付いている文節を抜き出します。次に、抜き出した文節を述語とくっつけてみて、意味がおかしくなければ、その文節が主語になります。

「僕は公園で野球をした。」なら、「は」の付いている文節の「僕は」です。「僕は」を述語の「した」とくっつけてみると、「僕はした」で意味がおかしくありません。したがって、「僕は」が主語です。

一方、「その後、家に帰って夕食を食べた。」には、「が」「は」「も」「こそ」「さえ」などが付いている文節はありません。したがって、この文には主語がないとわかります。日本語の文では、主語が省略されることがあるので要注意です。

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主語と述語をくっつけて意味を確認しよう

述語は迷わないと思いますが、主語には紛らわしいものがあります。たとえば、次の文の主語はどの文節でしょうか?

今日は、宮城に住んでいるおばが僕の家に遊びに来る。

「は」の付いている「今日は」を主語だと考えると間違いです。なぜなら、述語の「来る」とくっつけて「今日は来る」とすると、「『今日』という何者かがどこからかやって来る」という意味になるからです。したがって、「今日は」は主語ではありません。

次に、「が」の付いている「おばが」を主語だと考え、「来る」とくっつけてみます。「おばが来る」で意味がおかしくないので、「おばが」が主語です。

次のそれぞれの文では、「今日は」は主語になるでしょうか?

  1. 今日は、友達と一緒に公園で遊ぶ。
  2. 今日は、ずっと楽しみにしていた運動会だ。

1の文では、「今日は遊ぶ」にすると、「『今日』という存在が何かをして遊ぶ」という意味になっておかしいです。したがって、「今日は」は主語ではありません。ちなみに、他には「が」「は」「も」「こそ」「さえ」などが無いため、この文には主語はありません。

2の文では、「今日は運動会だ」で意味がおかしくありませんので、「今日は」が主語です。

「この文節は主語かな?」と悩んだら、必ず述語とくっつけて意味を確認してください。

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小中学生のうちに主語と述語を理解しておこう

主語と述語を意識することはとても大切です。国語の文法問題を解くためだけでなく、作文や他の科目にも影響するからです。

たとえば、「僕の夢は、たくさんの人々を救う医者になりたいです。」という文のどこがおかしいか、説明できますか?

この文は、主語と述語がねじれていることに問題があります。具体的には、「夢は」が主語で述語が「なりたいです」なので、主語と述語をくっつけると「夢はなりたいです」です。不自然な日本語です。

この文を正しく書きかえるなら、「僕の夢は、たくさんの人々を救う医者になることです。」か「僕は、たくさんの人々を救う医者になりたいです。」のどちらかでしょう。

主語と述語がきちんと対応した文を書くことが大切です。

また、高校で学ぶ英語や古文では、主語を正しく把握することが正確な読解への第一歩です。

小中学校の国語の授業では、主語と述語が軽く扱われます。しかし、高校での学習につなげるためにも、小中学生のうちに主語と述語を理解しておくといいでしょう。

トップ画像=写真AC

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