「量の単位のしくみ」でSI接頭辞を極める~単位換算の簡単攻略法~

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
みみずく先生のプロ家庭教師&ライター奮闘記

【暗記事項】

(1) 1mL = 1cm3

(2) 1kL = 1m3

(3) 1a(アール) = 100m2

(4) 1t(トン) = 1000kg

この【暗記事項】を利用して、前ページと同様に類問を解いてみましょう。

広告

アールもトンも怖くない!!

【問題2】11000m2は□haです。

【暗記事項】の(3)を使います。

11000m2 = 110a

この後、「a(アール)」を、「h(ヘクト)」の付いている「ha(ヘクタール)」に直します。

ここで、小数点の移動テクニックを使います。小数点を左に2個移動します。

110a = 1.1ha

したがって 11000m2 = 1.1ha

もう一問いってみましょう。

【問題3】2000gは□tです。

小数点の移動テクニックを使います。「g(グラム)」から「kg」に直すには小数点を左に3個移動します。

2000g = 2kg

更に、【暗記事項】の(4)を使います。

2kg = 0.002t

したがって 2000g = 0.002t

小数点の移動テクニックと【暗記事項】を併用すると、多くの小学生が苦手とする「a(アール)」や「t(トン)」の問題も簡単に解けます!!

SI接頭辞を極めよう!!

公立小学校に通う小学生たちがSI接頭辞について習うのは6年の最後です。扱いが雑なので、生徒たちはあまり理解できません。

一方、日能研やSAPIXなどの中学受験塾では、計算問題としてSI接頭辞を扱います。テキストには、「1km=1000m / 1m=100cm」のような暗記項目がズラリ。これらを覚えきれない生徒たちは、単位換算問題を「捨て問」にします。

以上の現状は非常にマズイと僕は思います。

SI接頭辞の単位換算は小学算数のあらゆる分野で大切です。たとえば、「速さ」や「縮尺」の単元で単位換算をよく見ますね。

中高の理科でもSI接頭辞の知識が非常に重要です。特に高校化学の密度計算や高校物理の次元解析は、単位換算ができなければお話になりません。

だからこそ、僕の指導では、早めにSI接頭辞を生徒たちに教えます。そうすると、生徒たちは単位で悩まなくなります。小学生のうちに単位の基礎をしっかり習得することが、中学以降の勉強へとつながります。

トップ画像=フリー写真素材ぱくたそ / モデル=ゆうき

広告
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
広告

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です