中学受験生の親御さんの中には、お子さんが勉強になかなか取り組んでくれないのを悩む親御さんも少なくないはずです。
親御さんは、塾の宿題そっちのけで遊んでいるお子さんに、「宿題をやりなさい!」と言います。しかし、お子さんは「今やろうと思ってたのに!」と言いながらもいつまでもやり始める様子がなく、親御さんのさらなる催促に「うるさい!」と反抗し……。
これだけで30分、1時間、……と時間が溶けていきます。
こうした不毛なやり取りを減らしていくのに、AI家庭教師(ChatGPTなど)が力を発揮します。
算数の割合の問題を電車テーマで書き換えてもらうと?
普段は嫌々取り組んでいる勉強なのに、興味のあるテーマになった途端、俄然やる気になった、という経験は誰にでもあるはずです。
理科嫌いの中学受験生でも昆虫の問題だけは完璧に解ける、といったことが起こり得ます。
だからこそ、中学受験の勉強をお子さんの興味関心に近づけていくことが大切です。
AI家庭教師に頼んで、お子さんが見向きもしない問題を全て書き換えてもらいましょう。
(1) 定員150人の会場に120人が入っています。定員の何%が入っていますか。
(2) 50個のミカンのうち、10%が売れ残りました。ミカンは何個売れましたか。
(3) 4%の食塩水600gには、何gの食塩が溶けていますか。
【問題】は、一般的な問題集に載っていそうな割合の問題です。しかし、問題文のテーマが「定員」「ミカン」「食塩水」とバラバラです。
多くの中学受験生にとって、食塩水の濃度をいちいち考えたことはないでしょうし、興味もないでしょう。こういう問題ばかり解かされるからやる気がなくなるのです。
そこで、今回は、AI家庭教師に電車をテーマに書き換えてもらいました。
(1) 定員150人の観光列車に120人が乗っています。定員の何%が乗っていますか。
(2) 駅弁を50個用意したところ、そのうち10%が売れ残りました。駅弁は何個売れましたか。
(3) 4%の消毒液600gを、駅員さんが車内清掃のために用意しました。この消毒液には、薬品が何g溶けていますか。
親御さんにとって、駅弁や消毒液を問題にする発想はなかなか出てこないでしょう。さすがAI家庭教師といったところです(笑)
さらに専門的な問題に書き換えてもらうとどうなる?
もっとも、【書き換え例1】だと、本当に電車が大好きなお子さんには刺さりません。
AI家庭教師に頼んで、さらに問題文をブラッシュアップしてもらいましょう。
(1) 定員150人のE233系の車両に、120人が乗っています。定員の何%が乗っていますか。
(2) 駅の売店で、N700Sデビュー記念のキーホルダーを50個販売したところ、そのうち10%が売れ残りました。キーホルダーは何個売れましたか。
(3) ドクターイエローの車内清掃のために、4%の洗浄液600gを用意しました。この洗浄液には、洗浄成分が何g入っていますか。
「E233系」「N700S」「ドクターイエロー」といった専門的な言葉が散りばめられていて、電車好きのお子さんはきっと興奮するはずです(笑)
僕も、電車好きの生徒から「2025年1月にドクターイエローが引退するんです」という話を聞いて、「ドクターイエロー」という言葉は知っていました。九州出張の際、駅の売店でドクターイエローのハンドタオルを見つけたので、購入して、その生徒にプレゼントしたくらいです。
とはいえ、僕は電車に全く詳しくないので、【書き換え例2】のような問題を作るのは無理です。それをAI家庭教師は数秒で作ってくれます。最先端技術に感謝するばかりです。
ちなみに、【書き換え例2】の解答解説は以下の通りです。特に専門的なわけでもなければ、おもしろいわけでもありません(笑)
120人が、定員150人のうちどれだけかを考えます。
120 ÷ 150 = 0.8
これを百分率で表すと、
0.8 × 100 = 80
したがって、80%です。
(2)
50個の10%が売れ残ったので、売れ残りは
50 × 0.1 = 5個
です。
したがって、売れた数は
50 – 5 = 45個
なので、45個です。
(3)
全体600gのうち、洗浄成分は4%です。
600 × 0.04 = 24
したがって、洗浄成分は24gです。
解き方や答えが同じ設定替え問題を解けば塾の宿題も終わる
塾の宿題をもとに、数値、条件関係、答え、解き方、問題の並び順などを変えないで設定替え問題を作れば、それを解くことで塾の宿題も終わったことになります。
塾にノートを提出する必要があるなら、設定替え問題を解いたノートを出せばOKです。
算数では数値替え問題が重宝がられます。
しかし、お子さんによっては、数値替え問題をしつこく解かされると嫌気が差して、雑に解きかねません。
それよりも、設定替え問題がお子さんのやる気に火をつけます。
電車が好きなお子さんには電車テーマで、昆虫好きなお子さんには昆虫テーマで、ポケモンが好きなお子さんにはポケモンテーマで、それぞれ設定替え問題をAI家庭教師に作ってもらうのがおすすめです。


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