家庭教師を中学生になってから始めても手遅れになる可能性が高い理由

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家庭教師を中学生になってから始めても手遅れになる可能性が高い理由

最近よく思うのは、「どうして同じように教えているのに、こんなにも成績に差が出るのか?」ということです。もっと言うと、時間をかけて丁寧に解説してあげた生徒ほど成績が悪いという怪現象すら起こっています。

そこで、成績がなかなか伸びない生徒たちを観察したところ、彼らの勉強姿勢に根本的な問題があることが分かりました。

今回は、その問題点に言及しながら、僕が「家庭教師を中学生になってから始めても手遅れになる可能性が高い」と考える理由についてお伝えします。

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「真面目」に勉強しているように見える生徒たち

成績がなかなか伸びない生徒たちは、勉強時間が足りていないことが多いのは事実です。しかし、同じくらいの時間しか勉強しなくても、定期テストや模試で80~90点を取ってくる生徒もいます。

中には、時間をかけて勉強しているにもかかわらず、成績が伸びないどころか、却って下がっていく生徒も……。

こうした事実から考えるに、勉強時間の長さだけが成績に影響しているわけではないようです。

では、成績がなかなか伸びない生徒たちのどこに問題があるのでしょうか?

それは勉強姿勢です。彼らは、「真面目」に勉強しているように見えても、実は何も考えずただ作業をこなしているだけです。

具体的には、「先生に言われたからやっている」というオーラを放ちながら、写経のように漢字や英単語を書き殴ったり、知っている公式に意味も考えずに数値を代入していたり……。そんなことばかりして時間を浪費した挙句、「勉強した!」「がんばった!」などと自己満足します。

やらされてる感満載の彼らは、当然「できるようになるにはどうすればいいか?」を考えることもありません。だから、せっかく丁寧に教えてノートを作らせてもそれを見ないし、問題の上に例題があっても真似することすらしません。そして、ちょっと考えてやり方を思い出せないと、すぐに「わからない」と言います。

中には、一生懸命考える「ふり」をする生徒もいます。その姿を見た保護者は「子どもが一生懸命がんばっているんですけど……」と勘違いします。しかし、偽りの「がんばり」を保護者が評価し続ける限り、子どもの成績は何も変わらないどころか、どんどん悪化していきます。賽の河原の石積みの如く、子どもの苦悩は深まっていくだけです。

家庭教師を始めるなら小学4、5年からが効果的

小学4、5年から僕の指導を継続している生徒たちは、多くの場合、小学校や塾でも成績を伸ばしていって、中学進学後にさらなる飛躍を見せてくれます。彼らは、学校の定期テストだけでなく、部活や検定、校外活動などでも活躍します。

そんな彼らは、小学時代、僕から「君は何をしたいの?」「どうしてそういうことをしたの?」などと質問責めされました。その中で、言葉や手順の覚え方やノートの取り方などの勉強法から、勉強する意義や世の中の仕組みなどに至るまで、いろいろ考えさせられました。

小学生だった彼らは、僕の言っていることを理解できなかったかもしれません。しかし、彼らが成長するにつれて、当時の経験は彼らの血肉となっていきます。だから、勉強している風を装ってただ作業をしている生徒たちと差がつくのです。小学生のときは「勉強が嫌だ!」と言っていた生徒が、中学生になってから「勉強が楽しい!」と言い出すことすらあります。

このような成長を期待できるのは、あくまで小学4、5年から指導をスタートした生徒だけです。中学生になってから指導スタートしても、よほど優秀な生徒でない限り、同様の成長は期待できません。場当たり的な成績アップや志望校合格が限界です。小6からでも手遅れになる可能性が高いと思っています。

週1回1~2時間だけで生徒の性格や習慣を大きく変えていくには、数年という長い時間が必要です。

このことを理解できない保護者は、中学から家庭教師を始めた自分の子どもと、小学4、5年から指導を受けていた生徒とを比べて、「どうして差が出るんですか?」と疑問に思うようです。残念ながら、僕の力ではその差を埋められません。

手遅れになる前にみみずくに相談してみよう

子どもが中学受験をしない家庭だと、保護者は「家庭教師は子どもが中学生になってから」と考えがちです。しかし、中学生になってから家庭教師を始めても、子どもを大きく飛躍させるのは難しいということは十分に理解してほしいと思います。「指導料を安く抑えたい」と思うのであれば、なおのこと小学4、5年から指導をスタートするべきです。

確かに、以前、月数回の指導と勉強法の指示だけで学年トップに上り詰めた中学生がいました。しかし、この生徒はもともと優秀で、保護者の協力があり、通っている公立中学もレベルが高くなかったため、このような結果になったのです。公立中学の定期テストで90点すら取れずに困っている生徒がこの生徒と同様の結果を出すには、相応の時間と労力とお金がかかります。

また、中学受験をする生徒についても、塾の模試で偏差値が10上がった、中学進学後の定期テストで上位に食い込んだなど、小学4、5年から指導を継続している生徒たちの活躍が目立ちます。彼らに共通するのは、僕の言うこと(勉強法の改善など)をある程度理解して実行してくれたという点です。決して長時間の勉強や大量課題を強いたわけではありません。

最後に、利益最優先の塾に子どもを通わせると、子どもに変な癖がついてしまい、後からそれを矯正するのはとても大変です。それでも「大手塾に子どもを通わせたい」と言うなら止めません。しかし、大手塾に通っていた子どもが中学2、3年になって二進も三進もいかなくなり、その保護者が「何とかしてください」と懇願してきても、今後僕は一切手を差し伸べないつもりです。

小学生の子どもを育てながら「成績が悪い」「問題行動が多い」「育てにくい」などと思ったら、手遅れになる前に僕に相談していただければ幸いです。お問い合わせはこちらからお気軽にどうぞ。

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トップ画像=写真AC

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