適性検査や推薦入試で受験生が採点者を意識した作文を書くために

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みみずく先生のプロ家庭教師&ライター奮闘記

前ページまでのことを意識するだけで、生徒の作文は格段によくなります。しかし、次のようなテーマが出題されると、生徒の手がはたと止まってしまいます。

「あなたの短所について書きなさい。」

「苦手科目について書きなさい。」

これらのテーマの攻略法を紹介します。

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短所や苦手科目もポジティブに

短所や苦手科目について作文を書く場合、ネガティブなことを書かないとなると、多くの生徒たちは何をどう書いていいのか分からなくなります。そういう生徒たちに必要なのは次の視点です。

見方を変えればポジティブになることを書く。

短所の書き方

「私の短所」であれば、次のように書きます。

私は、一つのことに熱中すると、周りが見えなくなってしまいます。

これは一見すると短所ですが、次のように書き方を変えれば長所にもなり得ます。

私は、周りに影響されることなく、一つのことに熱中することができます。

このように、短所にも長所にもなることを書けばいいんですね。他にも、次のような「短所」があります。

「他人の意見に合わせることが多い。(=他人を尊重できる。協調性がある。)」

「自分の意見を通そうと頑張ってしまうことがある。(=自主性が強い。意志が強い。)」

「自分のことを後回しにしてしまう。(=他人を優先できる優しさがある。)」

苦手科目の書き方

苦手科目についても、短所と同じように考えます。

私は、勉強しても点数が取れない数学が嫌いです。

これではダメです。勉強を点数と結びつける発想自体がNGなのは暗黙の了解です。

私は、日常生活との関係が見えない数学に興味が持てませんでした。

こちらなら問題ありません。「日常生活との関係が見えない」はもっともな理由ですし、「日常生活との関係が見えれば」数学を好きになる可能性を示唆します。

他にも、苦手科目の書き方を例示しますね。

「日本語との違いにとまどうことが多くて英語が苦手です。」

「『一つ一つの出来事についてもっと詳しく知りたい』という思いが強過ぎて、社会の勉強はなかなかはかどりませんでした。」

苦手科目について書いた後は、お約束として、「高校(中学)入学後は、●●(苦手科目)を中心に勉強するつもりです。」と付け加えておきましょう。

「大人らしさ」を作文で演出

採点者を意識した作文を書くスキルは、大人に求められるスキルでもあります。

そもそも、適性検査や推薦入試で求められるのは、落ち着いた大人っぽい生徒です。天真爛漫な子どもっぽい生徒ではありません。

こうした生徒像に合致するためにも、受験生は、作文を通して「大人らしさ」を演出することが大切です。

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