【be動詞】”is”を使った文でさまざまな物や人を紹介してみよう

【be動詞】自己紹介と相手への質問から学ぶ疑問文・否定文・肯定文英語

今回は”This is ~.”や”That is ~.”などの表現を学び、さまざまな物や人を紹介できるようになりましょう。

“This is ~.”と”That is ~.”の文

“This is ~.”や”That is ~.”という表現を使って、さまざまな物や人を紹介する文を作ってみました。

This is a pen. (これはペンです。)

This is Ken. (こちらは健です。)

That is a dog. (あれは犬です。)

That is Yumi. (あちらは由美です。)

4つの文の”this”も”that”も主語です。

“this”は、物を表すときは「これは」と、人を表すときは「こちらは」「この人は」とそれぞれ訳します。

“that”は、物を表すときは「あれは」と、人を表すときは「あちらは」「あの人は」とそれぞれ訳します。

4つの文の”is”は述語で、”am”や”are”と同じbe動詞です。4つの文ではすべて「=(イコール)の関係」を表します。たとえば、”This is a pen.”ならば、”This = a pen(これ=ペン)”です。

4つの文はすべて肯定文です。

“am”や”are”を忘れているなら、以下の回で復習しておきましょう。

【be動詞】自己紹介と相手への質問から学ぶ疑問文・否定文・肯定文
自分のことを伝える文と相手のことを聞く文を英語で書きましょう。"I am ~."や"Are you ~ ?"からbe動詞の基礎を学びます。
エノキさん
エノキさん

“this”と”that”は何が違うんですか?

エリンギ先生
エリンギ先生

話し手から近いところの物や人は”this”、遠いところの物や人は”that”だよ。

“This is not ~.”と”That is not ~.”の文(be動詞の否定文)

4つの文を否定文に書きかえると次の通りです。

This is not a pen. (これはペンではありません。)

This is not Ken. (こちらは健ではありません。)

That isn’t a dog. (あれは犬ではありません。)

That isn’t Yumi. (あちらは由美ではありません。)

be動詞の否定文は「be動詞+not」です。それぞれの文のbe動詞”is”の後ろに”not”を置きました。”is not”の省略形は”isn’t”です。

シイタケくん
シイタケくん

“is not”と”isn’t”の使い分けを教えてください。

エリンギ先生
エリンギ先生

基本的にどちらでも正しいので、テストのときは、カッコの数を見てどちらを使うかを決めよう。たとえば「これはペンではありません。」を英語に直す問題だと、次のようになる。

  • This (   ) (   ) a pen.  → (   )が2つなので”is not”
  • This (   ) a pen. → (   )が1つなので”isn’t”

“Is this ~ ?”と”Is that ~ ?”の文(be動詞の疑問文とその答え)

4つの文を疑問文に書きかえて、それぞれに”Yes”か”No”で答えると次の通りです。

Is this a pen? – Yes, it is. (これはペンですか。ーはい、そうです。)

Is this Ken? – Yes, he is. (こちらは健ですか。ーはい、そうです。)

Is that a dog? – No, it isn’t. (あれは犬ですか。ーいいえ、違います。)

Is that Yumi? – No, she isn’t. (あちらは由美ですか。ーいいえ、違います。)

be動詞の疑問文は「be動詞+主語」です。それぞれの文の主語とbe動詞を入れかえました。

“Is this ~ ?”や”Is that ~ ?”への答え方は次の通りです。

  • 疑問文の主語が1つの物 → Yes, it is. / No, it isn’t.
  • 疑問文の主語が1人の男性 → Yes, he is. / No, he isn’t.
  • 疑問文の主語が1人の女性 → Yes, she is. / No, she isn’t.
エリンギ先生
エリンギ先生

ふつうは”Yes, this is.”などと言わないので注意しよう!

疑問文の答えに限らず、前に出てきたのと同じ物や人を次の文で主語にする場合、次のルールで言いかえます。

  • 1つの物 → it(それは)
  • 1人の男性 → he(彼は)
  • 1人の女性 → she(彼女は)

犬などの動物はふつう物扱いなので”it”に言いかえます。

シイタケくん
シイタケくん

“Enoki is a student. She is from Japan.”だと、「エノキちゃんは学生で、日本出身です。」って意味ですよね?”Enoki = she”となりますよね?

エリンギ先生
エリンギ先生

その通り。

エノキさん
エノキさん

まあ、シイタケくんったら、私のことを「彼女(she)」だなんて……

エリンギ先生
エリンギ先生

英語の”he”や”she”には、日本語の「彼」や「彼女」のように「恋人」の意味がないから、勘違いしないでね。

“He is ~.”と”She is ~.”の文

“he(彼は)”や”she(彼女は)”を主語にしたbe動詞の文でも”is”を使います。”He is ~.”や”She is ~.”という表現を使って肯定文を作ってみました。

He is a teacher. (彼は先生です。)

She is from America. (彼女はアメリカ出身です。)

“He is not ~.”と”She is not ~.”の文(be動詞の否定文)

2つの文を否定文に書きかえると次の通りです。

He is not a teacher. (彼は先生ではありません。)

She isn’t from America. (彼女はアメリカ出身ではありません。)

be動詞の否定文は「be動詞+not」です。それぞれの文のbe動詞”is”の後ろに”not”を置きました。”is not”の省略形は”isn’t”です。

“Is he ~ ?”と”Is she ~ ?”の文(be動詞の疑問文とその答え)

2つの文を疑問文に書きかえて、それぞれに”Yes”か”No”で答えると次の通りです。

Is he a teacher? – Yes, he is. (彼は先生ですか。ーはい、そうです。)

Is she from America? – No, she isn’t. (彼女はアメリカ出身ですか。ーいいえ、違います。)

be動詞の疑問文は「be動詞+主語」です。それぞれの文の主語とbe動詞を入れかえました。

下線部のように、”Is he ~ ?”には”he is”で、”Is she ~ ?”には”she is”でそれぞれ答えます。これに限らず、疑問文と答えは対応しているのが原則です。

【今回のまとめ】

  • “is”と”am”と”are”はすべてbe動詞。
  • 疑問文の答えでは、主語を”it”などに言いかえる。
  • 疑問文と答えは対応している。

トップ画像=写真AC

コメント

タイトルとURLをコピーしました