国語で点数が取れないのは復習が悪い!正解から逆算する自習法が有効

国語で点数が取れないのは復習が悪い!正解から逆算する自習法が有効 国語一般

多くの生徒は、問題を解いた後、丸付けをして解説を読みます。勉強で解きっぱなしは最悪なので、丸付けなどが大切なのは言うまでもありません。

しかし、国語に限っていえば、丸付けをした後に解説を読み、間違いを赤で直すだけだと効果がありません。むしろ、丸付け後の復習が時間の無駄になってしまうことも……。この点が「国語の自学自習は難しい」といわれる理由でしょう。

今回は、国語の問題を解いた後に何をすると効果的かを解説します。国語も自学自習で点数が取れるようになる科目です。

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解説を読む前に正解から逆算する

国語に関しても、問題を解いた後に丸付けをするところまでは他の科目と同じです。

まずは、自分ができた問題とできなかった問題をきちんと分けましょう。できなかった問題には赤で答を書き込んだり、過不足を修正したりします。

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しかし、丸付け直後に解説を読まないのがコツです。解説を読むのではなく、模範解答を見ながら、正解から逆算してみましょう。

たとえば、抜き出し問題で「物事を細かく分析して、問題点を的確に捉える視点」が正解だとします。この正解を抜き出せなかったのなら、まずは正解が本文中のどこにあるのかを探します。そして、「正解のある箇所に辿り着くにはどうすればいいか?」を考えます。

傍線部の直前に指示語の「それ」とあり、「それ」の指示内容が「こうした見方ができれば…」だとすれば、指示語の「こうした見方」の指示内容をさらに辿る必要があります。その辿った先に「物事を細かく分析して、問題点を的確に捉える視点」があるかもしれません。

また、傍線部「バラバラにした上で、虫眼鏡を使って見ること」の言いかえを探すのであれば、「バラバラ」「虫眼鏡を使って見る」の言いかえになりそうな言葉を本文中から拾っていきます。「バラバラ=細かく分析」「虫眼鏡を使って見る=的確に捉える」と気づければ、正解に辿り着けるでしょう。

このように、自分なりに正解のある箇所に辿り着く方法を十分に考えた後、解説を読みましょう。親切な解説ならば、「傍線部の直前の『それ』の内容は、前文の『こうした見方ができれば…』である。『こうした見方』の具体的な内容を抜き出す。」のように書かれています。この解説と自分の考えが合致していればOKですし、合致していなければ解説に従ってもう一度本文の引用箇所を辿ってみます。

不親切な解説だと「23行目を抜き出す。」としか書かれていないことがあります。その場合も、「どうして23行目を見なければならないのか?」を自分なりに考え抜いて納得することが大切です。

逆算によって得た「正解のある箇所に辿り着く方法」は、他の問題でも試してみます。同じ手順で正解を導けるのならその方法は正しいですし、正解を導けないのならその方法を見直す必要があります。こうして「正解のある箇所に辿り着く方法」をブラッシュアップしていきます。

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ここまでで紹介した逆算は、正解した問題でも有効です。自分がどのようにして正解のある箇所に辿り着いたのかと解説を読み比べて、自分の解き方が正しかったのかどうかを確認します。解説とは異なる本文の辿り方をした場合、その正解はまぐれ当たりである可能性が高いといえます。

このような事後の検証を行うためにも、問題を解くときに本文や設問、選択肢などに線を引いたり、印をつけたりすることが必要です。本文がまっさらな状態で問題を解くのは、算数や数学で途中計算を書かないのと同じです。

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本文内容の理解に時間をかけない

逆に、丸付け後の復習で時間の無駄になりがちなのは、本文内容の理解に時間をかけることです。

「国語の勉強=本文内容の理解」と思っている生徒が多いですが、受験勉強として国語の問題に取り組むのなら、本文内容を理解することよりも、問題の解き方を徹底する方が大切です

もちろん、ある程度安定して正解できるようになったら、その次の段階として、本文内容の理解に力を入れるべきです。本文を要約するなどの勉強法が有効です。

しかし、さっぱり正解できない状態で本文内容の理解にばかり力を入れても、安定して正解できるようにはなりません。

国語のテストで求められるのは、本文を完璧に理解することではなく、設問で正解を導くことです。この点を多くの受験生は勘違いして、本文内容の理解にばかり拘ります。本文内容の理解は、ある程度正解できるようになってからでも遅くありません。

以上の理由から、丸付け後の復習で本文内容の理解に時間をかける意味はありません。

国語の問題集を購入する場合、解説ページの大部分が本文の解説で、各設問の解説が数行程度しかないものは避けるべきです。自学自習には向かない問題集だからです。

国語問題集の選び方にはコツがある!解説が詳しいだけではダメな理由
国語問題集の多くは、「詳しい解説」を謳っているにもかかわらずその解説がゴミです。ゴミ問題集で勉強しても、国語の成績が上がらないどころか、却って混乱してしまいます。そんな問題集を購入しないためのコツを紹介します。

もっとも、本文内容の理解に時間をかけないにしても、知らなかった言葉を語句ノートにまとめたり、意味を理解できなかった一文を文法的に考え直してみたりするといった復習はしておくべきです。

語彙力や文法力は問題を解く上でも必要な力です。本文内容の理解は省略しても、これらの力を伸ばすための復習は怠らないでください。

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国語も自学自習で点数が取れるようになる

国語も勉強法を間違えなければ自学自習で点数を伸ばせます。逆に、「国語の自学自習は難しい」と言って何もしないでいれば、いつまでも点数が取れず、最終的には入試本番で足を引っ張られます。

国語の問題を解き終わったら、「正解から逆算する」「本文内容の理解に時間をかけない」の2点を実践してみましょう。

トップ画像=写真AC

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