国語の問題を論理的に解く!短期間で偏差値アップも夢じゃない!

みみずく先生のプロ家庭教師&ライター奮闘記 国語一般

僕の国語指導では、生徒に以下の3点を徹底的に考えてもらいます。

1. 設問では何を問われているか?

2. 本文のどこを見るべきか?

3. 他の選択肢はどこが間違っているか?

これら1から3に沿って解説していきます。

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1. 設問では何を問われているか?

前ページの問題の設問では、「『信念の仕事』とはどういう仕事か」と問われています。「どういう~か」は、言い換え問題の定番表現です。つまり、「『信念の仕事』を言い換えよ」ということです。傍線部の理由説明や筆者の主張を答えなければならないわけではありません。

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2. 本文のどこを見るべきか?

言い換え問題の場合、傍線部中の表現・語句と同じ(似た)表現・語句を本文中から探しましょう。

前ページの問題では、「仕事」という語は傍線部以外には存在しません。また、「信念」という語は直前の一文に登場しますが、「私達の信念はゆるがない」と言っているだけなのでヒントになりません。

そこで、傍線部全体を見ると、「民藝館は信念の仕事なのです。」とあるので、「民藝館」=「信念の仕事」であると判断できます。したがって、「民藝館」という語を本文中から探します。

「民藝館」という語は、本文中に2カ所あります。「民藝館はこの要求から起ったのです。」に線を引いてAとします。「ですから民藝館は今までの見方に対しては勇敢な反逆でもありました。」に線を引いてBとします。A・Bそれぞれについて、内容を丁寧に確認していきます。

Aの文について

Aには「この要求」という指示語があります。指示語がある場合は、指示内容の確認を行います。

「この」に従って直前の文を見ると、「そういう直観から統一された美術館がどうしても欲しいのです。」とあり、これが「この要求」の内容であると判断できます。

また、Aの直後には「それ故」という順接の接続語があります。したがって、Aに対する結論が後の文に続くので、そちらも確認します。

それ故直観から美しいと感じたもののみを列べる陳列館なのです。

以上から、Aについてまとめると次のようになります。

A:直観から統一 → 美しいもののみを列べる

※「統一」が何を意味しているのかは、Bで明らかになります。

Bの文について

Bの文には「ですから」という順接の接続語があります。したがって、Bの理由・根拠が前の文にあるので、そちらを確認します。

在来の美術館にはかかる価値統一がほとんどないのです。

この一文から、Bは次のように言い換えられます。

B:在来の美術館にはない価値統一を実現する

※ここで、Aで見た「統一」が「価値統一」であると分かります。

以上、AとBの内容を踏まえて選択肢を見ると、正解はウです。

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