「学歴は関係ない」は本当か嘘か?「夢」を逃げ口上にしないために

みみずく先生のプロ家庭教師&ライター奮闘記 教育論
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「夢」を逃げ口上にする生徒たち

生徒たちの言う「夢を実現するために学歴は関係ない!」はどうでしょうか?

「●●をしたい」と目を輝かせる生徒に対して、僕は次の質問をしています。

●●の世界で頑張っている人たちによると、最初は全く売れなくてバイトと掛け持ちして、極貧生活を送ったそうだよ。しかも、周りの人たちが遊んでいるときも、●●を必死でし続けて、それでようやく●●だけで生活できるようになったんだって。こういう話があるにもかかわらず、君は●●をしたいかい?

これに対して、ほとんどの生徒は顔をしかめて「それは嫌です」と言います。このことから分かるのは、生徒たちが語る「夢」の多くは、「勉強したくない」という本音をごまかすための逃げ口上だ、ということです。

彼らは、部活だ、遊びだ、バイトだ……と、つまみ食い的にいろんなことを楽しむ一方で、「勉強」という苦痛と直面すると「夢」を語り出します。彼らは、好きなことに打ち込みたいのでなく、「楽に逃げる」ことを正当化しているだけです。

そんな彼らに対して、僕は追い打ちをかけます。

将来●●をしたいというなら、高校生(中学生)のうちから●●に関する情報を集めて、●●につながる活動でもすればいいんじゃない?東京ならばいろんな活動ができるはずだよ。今から活動を始めて、寝食を忘れるくらい打ち込めるなら、本当に●●の道に進んでも問題ないと思うよ。そのとき初めて「学歴は関係ない」と言えるよね?

「勉強したくない」を「●●をしたい」に言いかえる――僕は、こういうごまかしを許しません。

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夢を目指すことと「夢」に逃げること

僕は、生徒が本気で目指す夢を否定しません。僕もそういう生徒を応援しますし、場合によっては一緒に保護者を説得します。

一方で、「夢」に逃げる生徒たちに対しては、厳然とした態度で接しています。彼らが言う「学歴は関係ない」は、学歴のために必死で勉強している多くの受験生や、学歴不要の境地に至るまで「好きなこと」に打ち込んだ方々を侮辱しているに等しいからです。

夢を目指すことはとても素敵なことです。しかし、「夢」は、勉強から逃れるための免罪符にはなりません。このことを生徒たちには理解してもらいたいと思っています。

トップ画像=フリー写真素材ぱくたそ / モデル=河村友歌

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