【都立高校入試社会対策】都道府県の特徴を問う日本地理の問題解法

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みみずく先生のプロ家庭教師&ライター奮闘記

【注意】平成28年度から、日本地理の問題は傾向が変わりました。都道府県の位置や名前が分からないと解けない問題が出題されています。本記事は、あくまでも過去の傾向を分析したものとしてお読みください。(平成28年11月24日追記)

都立高校入試社会の大問3は日本地理分野です。そこでは、4つの説明文に対応する都道府県を選ばせる問題が必ず出題されます。4つ全て正解しないと5点をもらえないため、多くの都立高校受験生たちが苦手とします。

しかし、都立高校入試社会の問題には独特の傾向があります。この傾向を踏まえて勉強していれば、都道府県を選ぶ問題は決して難しくありません。

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県名や地名が分からない!!

平成23年の大問3の[問1]を例に傾向を分析します。

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下の表のア~エは、略地図中のA~Dのいずれかの県の、1960年と2008年における人口密度、県内の自然環境と近年の人口分布の様子をまとめたものである。A~Dの県のそれぞれに当てはまるものは、下の表のア~エのうちではどれか。(表の人口密度については省略します)

ア ○中央部や県境に山地などが位置し、河川の多くは山間部を蛇行している。全国的に見ても年降水量の少ない北部に対し、南部には3000mmを超える地域もある。

○大都市への通勤者を中心に、北部では人口が増加している地域もあるが、農林業や漁業中心の中央部や南部では過疎地域が見られる。

イ ○中央部から東部にかけて広がる平野には湖があり、県内を流れる河川が流域面積全国第1位の河川に合流して県境を東流している。

○交通網の整備が進み、大都市と結び付きを強める南部では人口が増加している地域もあるが、農林業が中心の北西部では過疎地域が見られる。

ウ ○南部には自然災害をもたらした火山が見られるなど平地に乏しく、海岸線は多くの半島、岬と湾、入江から形成されている。

○炭鉱閉鎖などに伴う急激な人口減少は鈍化傾向にあるが現在も続き、造船業などが立地している地域を除き、山間部などに過疎地域が見られる。

エ ○東部では南北に山脈が走り、世界遺産に指定されている北西部の山地には、世界最大級のブナの自然林が残されている。

○米価の伸び悩みや鉱山関係の産業の低迷が続く中、県庁所在地などの一部の地域を除き、山間部などを中心に過疎地域が見られる。

略地図中のA~Dの県名は次の通りです。

A 秋田県  B 茨城県  C 和歌山県  D 長崎県

実際の問題では、白地図にA~Dの記号が振られているだけで、具体的な県名は書かれていません。そのため、「A~Dの県名が分かんない!」と絶望する受験生が多いはずです。

また、表の文章を読んで、「イの『流域面積全国第1位の河川』って何?」「エの『世界遺産に指定されている北西部の山地』ってどこ?」とやる気を無くす受験生もいそうですね。

しかし、都立高校入試社会の日本地理問題で問われているのは、県名や地名などの知識ではありません。では、具体的にどう考えていくべきでしょうか?

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