【都立高校入試社会対策】過去問分析に基づく効果的な歴史の勉強法

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みみずく先生のプロ家庭教師&ライター奮闘記

1. 各選択肢の文章が長い。

2. 各選択肢の内容は正しい。

3. 時期を選ばせる問題がある。

4. 時代順に並べ替える問題がある。

これらの傾向が分かれば、過去問や模試の使い方が見えてきます。

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過去問の選択肢を徹底的にしゃぶり尽す

例えば、ある生徒は、平成23年の大問4問1で正解のアを選びました。彼は、「正解した!やった~」で終わっています。これがとてももったいない!!

自学自習で記号選択問題に取り組む場合、正解かどうかはどうでもいいことです。大切なのは、その記号を選んだ根拠を明確にした上で、他の選択肢まできちんと検討することです。

だからこそ、僕の都立高校入試社会指導では、次のことを生徒に要求します。

A.各選択肢の時代を答える。その際、着目したキーワードに○を付ける。

B.各選択肢を時代順に並べる。

AとBを実行してみますね。

ア 「定期市」「荘園領主」「地頭」「鉄製農具」→鎌倉

イ 「稲作」「木製の鍬や鋤」「石包丁」→弥生

ウ 「墾田永年私財法」「貴族」「朝廷」「鉄製農具」→奈良

エ 「農業技術書」「備中鍬」「千歯こき」→江戸

したがって、時代の古い順にイ→ウ→ア→エ

この一連の作業を全ての記号選択問題で生徒たちにやらせます。すると、生徒たちの知識であやふやな部分が露わになります。

歴史の教科書をフル活用

ある生徒は、「『備中鍬』って何?」と質問します。もっとひどい生徒は、「江戸時代の次が奈良時代ですよね?」と自信満々にいいます(笑)。

こういう困ったちゃんたちの指導では、歴史の教科書をフル活用します。索引でキーワードを調べさせ、付録の略年表で時代も確認させます。それを何度も何度も、しつこいくらいに繰り返させます。

生徒の頭の中に教科書の構成を叩き込むわけです。「教科書のどこにそのキーワードが書いてあったか?」を思い出せる生徒は、歴史分野の記号選択問題で確実に得点できます。

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