【都立高校入試国語対策】小説の表現技法問題は消去法で選択肢を絞る

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みみずく先生のプロ家庭教師&ライター奮闘記

都立高校一般入試の国語では、大問3で小説の表現技法が問われます。具体的には、次のタイプの問題です。

「…………」とあるが、この表現について述べたものとして最も適切なのは、次のうちではどれか。

多くの受験生は、このタイプの問題を苦手とします。本文中からきっちり根拠を拾えないので、彼らは尻込みしてしまうのです。

とはいえ、表現技法問題には解法があります。その解法をしっかり理解すれば、都立高校一般入試国語で確実に5点をゲットできます!!

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表現技法問題の解法

表現技法問題は、次の手順で考えます。

1. 各選択肢の中から表現技法に関する語句を探して印をつける。

2. 傍線部と各選択肢を照らし合わせ、消去法で選択肢を消していく。

3. 複数の選択肢が残った場合、傍線部以外の事実関係を確認する。

各手順を説明しますね。

1. 表現技法に関する語句を探す

1の「表現技法に関する語句」とは、たとえば「比喩」「句読点を多用して」「印象的」などです。都立高校一般入試では、特に「●●的」という言葉が大切です。

平成20年度以降の都立高校一般入試の過去問から、表現技法に関する語句を抜き出してみましょう。

年度 記号 表現に関する語句(正解は◎)
29 「様々な角度からありのままに」
「時間の経過とともに一つ一つ順序立てて」
「語句の繰り返しとたとえを用いて」◎
「細部まではっきりと対照的に描き分けて」
28 「絵画的」
「印象的」◎
「象徴的」
「対照的」
27 「二人の声を描き分ける」「対照的」
「時間の経過とともに」「説明的」
「たとえ」「印象的」◎
「細部までありのままに」
26 「光と影を描き分けて」「対照的」
「順序立てて」「論理的」
「たとえ」「印象的」◎
「躍動的」
25 「対になるような語句とたとえ」◎
「語句の順番の並び替え」
「感覚的な言葉」
「対比や語句の繰り返し」
24 「相いれない二つの言葉を並べる」「対照的」
「文章中に句読点を多用」「躍動的」
「時間の経過とともに」「説明的」
「句読点を効果的に用いた短文を重ねて」「印象的」◎
23 「短い言葉を重ねる」「印象的」◎
「細部までありのままに」
「順序立てて丹念に」
「対照的」
22 「時間の経過とともに」「説明的」
「細やかな視点で丁寧にとらえて」「写実的」
「鮮やかに描き分けて」「対照的」
「感覚的な言葉を用いて」「印象的」◎
21 「二人の言葉を描き分ける」「対照的」
「短い言葉を重ねる」「印象的」◎
「会話を順序立てて描く」「説明的」
「生き生きとした会話」「躍動的」
20 「鋭い感覚でとらえ」「細部までありのままに」
「巧みに描き分け」「対照的」
「想像力豊かにとらえ」「たとえを用いて」◎
「すばやくとらえ」「躍動的」

こうして一覧表を作ってみると、正解の法則のようなものが見えてきませんか?

その詳細は後ほど説明するとして、2以降の手順を次ページで説明しますね。

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