【読書感想文】本選び?文章構成?原稿用紙を埋める実践テクを大公開

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みみずく先生のプロ家庭教師&ライター奮闘記

前ページでまとめたことを掘り下げましょう。「土神はどうして後悔したのかな?」と考えます。

・あれだけ輝いて見えた狐が実は自分と同じ存在だったことを知って、自分のことが更にみじめに思われたから。

・本当は狐とも仲良くなれるはずだったのに、その狐を殺してしまい、仲良くなれるチャンスを永遠に失ってしまったから。

・土神が狐を殺したことを知った樺の木は、今まで以上に土神を恐れるようになるはず。樺の木を恋い慕うが故の行動が、かえって樺の木を遠ざける結果になったから。

いろいろ考えを巡らせたら、あとは自分自身の体験談をこれらに重ね合わせます。

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体験談で字数稼ぎ

読書感想文で字数を稼ぐためには、本の内容から離れることが大切です。

多くの生徒たちは、「読書感想文とは、本の内容について書くものだ」と思い込んでいます。しかし、その思い込みは間違いです。

読書感想文は現代文の読解問題ではありません。あらすじをたくさん書いても無意味です。あらすじからはオリジナリティが生まれないからです。あらすじをズラズラ書き連ねたゴミ文章は、先生や審査員の印象が悪くなるだけです。

だからこそ、自分の体験談で字数稼ぎをすべきなんですね。

「でも、本の内容にピッタリな体験談は無いんですけど……」

そういう生徒は、事実を捻じ曲げて書いてもOKです。何なら事実を捏造してしまいましょう!!

要は、体験談を創作するということです。創作に抵抗のある生徒もいるでしょうが、ばれなければ問題ありません。というか、普通はばれません(笑)。

さすがに、イジメられていないのにイジメられたとか、まだ生きている親や親友を死んだことにするとか、そういう不謹慎なウソはダメですよ。しかし、友達とケンカしたとか、趣味から出会いが生まれたとか、あり得そうな体験談を作るのはOKです。

論文やレポートでは、事実の歪曲や創作はNGです。しかし、読書感想文には、科学的な厳密性は求められません。ネット上の文章を丸パクリするよりはるかにマシです。

というわけで、僕も体験談を創作しますね(笑)。

体験談の具体例

小学4年生のとき、私には親友のAくんがいた。

私は友達作りが苦手だったので、Aくんが唯一の友達だった。

その年の3学期に、Bくんが転校してきた。Aくんは優しい性格なので、Bくんと積極的に仲良くなろうとした。そのかいあって、AくんとBくんとはどんどん仲良くなっていった。

Bくんは東京から来た転校生で、私たちの知らないことを沢山知っていたしかも、Bくんは、「東京に友達が沢山いる」と言っていた。

Bくんと話しているときのAくんは、私と話しているときよりも楽しそうに見えた。私は、そのことがとても嫌だったので、「もうAくんに近づかないで」とBくんに言ってしまった。

その後、Bくんは私やAくんを避けるようになった。Bくんの態度に最初は戸惑っていたAくんだが、あるとき、私とBくんとのやり取りを知ってしまった。私はAくんに文句を言われ、それ以来、私とAくんとの関係もぎこちなくなった。

5年に進級するとき、クラス替えで私もAくんもBくんもバラバラになった。そのまま、3人はお互いに遊んだりすることは無くなった。

後から知ったことだが、Bくんは実はいじめが原因で引っ越してきたらしいのだ。友達がいなくてさみしい思いをしてきたBくんは、実は私と同じような境遇だったに違いない。それを知らなかったがために、私はBくんに冷たくしてBくんと絶交状態になってしまった。本当はBくんとも仲良くなれるはずだったのに……。その上、Aくんとの関係も上手くいかなくなった。「Aくんの親友は自分だけ」という思い上がりが原因だ。当時の私は、土神と全く同じだった。

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