配点・平均点・正答率から受験戦略を立案!勉強の優先順位の決め方

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みみずく先生のプロ家庭教師&ライター奮闘記

僕が受験指導を引き受ける場合、最初の段階で考えるのが、「どの科目のどの分野を重点的に指導するか?」という受験戦略です。受験勉強で効率的に結果を出すためには、きちんと戦略を練ることがとても重要だからです。

本記事では、配点・平均点・正答率という3つのデータから受験戦略を立案するための視点について解説します。

配点から考える受験戦略

受験は総合点勝負です。高校入試のような5科目受験では、1科目だけずば抜けて高得点を叩き出せても、他の4科目がボロボロだと合格は厳しくなります。上位校受験であればなおさら「1科目だけ得意」は通用しなくなります。

とはいえ、多くの場合、「全科目を万遍なく底上げしましょう」というのは無理な話です。したがって、勉強の優先順位がとても大切になってきます。

配点が同じ場合

都立高校入試は国語・数学・英語・理科・社会の5科目です。傾斜配点が無い限り、5科目は全て100点満点です。国語・数学・英語の価値と理科・社会の価値が同じです。

したがって、僕が都立高校入試対策を行う場合、理科・社会を重点的に指導します。理科・社会は、国語・数学・英語よりも短期間で点数を伸ばしやすいからです。

生徒や保護者からは、「英語が苦手なので何とかしてください」と言われることもあります。しかし、英語は覚える量が膨大であること、すぐには結果が出にくいこと、入試本番では長文との相性が点数を大きく左右することなどを考えると、英語を受験勉強の中心に据えるのは愚行です。(長期的な指導が可能ならば、生徒が受験学年になる前に数学と英語を徹底的に鍛えます。)

したがって、生徒や保護者が「英語を何とかしたい」と思っているとしても、ほとんどの場合、要望を無視します。その生徒の理科・社会の点数が英語の点数と同じくらいならば、英語の勉強はほどほどにして、理科・社会を徹底的に鍛え上げます。知識を詰め込めば点数がアップする理科・社会に時間を割く方が、英語に時間を割くよりもコストパフォーマンスが高いからです。

以上の通り、配点が同じ科目ならば、短期間で点数を伸ばしやすい科目を優先的に指導します。

配点が異なる場合

都立高校一般入試では、問題ごとの配点はほとんどが4点か5点です。しかし、英語の英作文は12点、国語の作文は10点、数学の記述問題は7点です。このように配点が異なる場合、配点の高い問題については重点的に指導します。

僕は、短期の都立高校入試対策を引き受ける場合、国語・英語・数学の指導に力を入れません。しかし、英作文や作文、数学の記述問題だけは別格です。配点が高い問題は、部分点が付く記述問題である場合がほとんどです。こういう問題では、「満点を狙わなくていいから、部分点狙いで必ず手を付けなさい」と生徒に言って、解答の書き方のコツを伝授します。学力が振るわない生徒は記述問題を白紙にしがちだからです。

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