【英作文】三つの英語の文をどう書く?都立高校入試で12点を稼ぐ!

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みみずく先生のプロ家庭教師&ライター奮闘記

平成23年度以降の都立高校入試英語では、大問2の3で「●●を一つ取り上げ、それを取り上げた理由などを含めて、三つの英語の文で書き表しなさい」という英作文が出題されます。●●の内容は、具体的に次の通りです。

・平成29年度「Jimに伝えたい内容」

・平成28年度「外国から日本を訪れた人に日本で楽しんでほしいこと」

・平成27年度「外国人に伝えたい日本の良いところ」

・平成26年度「あなたがこれからより深く学んでみたいこと」

・平成25年度「人の役に立つために取り組んでみたいこと」

・平成24年度「友人に伝えたい感動した出来事」

・平成23年度「あなたが誰かに助けてもらったこと」

平成28年度までの英作文は、与えられた英文とは無関係な内容で書けました。

しかし、平成29年度は出題形式が変わり、Eメールの一部に当てはまる英文を書く問題でした。そのため、与えられた英文を無視するわけにはいかなくなりました。

この点だけ注意した上で、英作文を簡単に書くための方法を紹介します。

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「型」を決める

英作文で大切なのは、骨格となる「型」を決めてしまうことです。平成28年度までの出題形式に対しては、次のような「型」で対応できました。

・1文目:紹介する物事

・2文目:それを紹介したい理由

・3文目:感想

これを日本語で具体的に書くと次の通りです。

・1文目:●●は▲▲です。

・2文目:●●はとても■■です。

・3文目:私は、~~だと思います。

続いて、各文を英語に変換していきます。

1文目:紹介する物事

1文目は、 “●● is very good.” などの表現で大丈夫です。

また、「~したいこと」系の英作文では、1文目に “I want to ●●” と書きます。

過去の出来事を紹介する場合は過去形の文を書きましょう。

2文目:それを紹介したい理由

「それを取り上げた理由」と問題文にあるので、「理由なら “because” だな」と考えて、英文の最初に “Because” を付ける受験生がたくさんいます。しかし、これは文法的に誤りです!

“because” は接続詞なので、“because” を含む英文中にはSVが2つなければなりません。 “Because it is very interesting.” のように、SVが1つしか無い文はNG!! “Because it is very interesting.” が許されるのは、 “Why …?” に対する返事の場合だけです。

というわけで、“Because” を一切使わない、というルールを徹底しましょう。どうしても“because” を使いたければ、 “It is because …” にします。が、こんな面倒な英文にする必要はありません。理由の書き方は、“Many people like ●●” や “It is very ■■” 、“That made me ▲▲” などでOKです。ただし、1文目とは異なる表現を使うといいでしょう。

3文目:感想

感想なので、 “I think ~~” にします。もしくは、 “You will like ●●(紹介するもの)” (あなたはきっと●●を気に入るでしょう。)みたいに〆てもいいですね。

簡単な表現を使う

英作文では、簡単な表現を使うのが鉄則です。
入試本番では、複雑な英作文を書こうとしてはいけません。文法ミスやスペルミスを頻発するからです。
都立高校入試英語の英作文は、1文が4点です。しかし、その1文で4箇所ミスすれば0点になります。そんなリスキーなことをしてはいけません。
というわけで、次の点に気を付けて、簡単な英作文を書きましょう。

・一文を短めにする。

・SVの関係はできるだけ1つにする。

・スペルの難しい単語を使わない。

・前置詞を使った表現をできるだけ避ける。

・不定詞や関係代名詞など、修飾表現を使った表現を避ける。

・時制は現在形と過去形で統一する。現在完了や受動態などを使わない。

これらを踏まえて、27年度の英作文を書いてみますよ。「外国人に伝えたい日本の良いところ」として京都を紹介します。

Kyoto is a famous city in Japan.

There are many beautiful places in the city.

I think you will like Kyoto.

内容スカスカの英作文ですが、このレベルで十分でしょう。内容がどうこうよりも、ミス無く3文を書き上げる方が大切です。

採点基準は各学校へ丸投げ!?

平成27年度は、都教委が英作文の採点基準を公開しました。そこには、加点項目と減点項目について詳しく書かれていました。

加点項目は、(1)文の数、(2)英作文の内容に「取り上げたもの」と「理由など」が含まれるどうか、の2つでした。一方、減点項目は、「大文字と小文字の誤り」「綴りの誤り」「文法事項等の誤り」「ピリオド等符号の誤り」の4つでした。これらの基準は分かりやすいものでした。

しかし、平成28年度からは、「三つの英語の文で適切に書かれている」という漠然とした採点のポイントを示した上で、「各学校において、採点のポイントをふまえて『部分点の基準』を作成し、『部分点の基準ごとの点数』を定めること」と各学校へ採点を丸投げしました。

仕事しろよ、都教委!!

……と思いますが、これが現実です。ということは、英作文の採点基準は、高校ごとに異なるんでしょうね。

上位校だと、採点は辛いかもしれません。一方、下位校だと、本記事で紹介したレベルの英作文でも十分に戦えるはずです。

英作文をどの程度まで書けるようにするかは、受験する高校のレベルに合わせましょう。

トップ画像=Pixabay

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