【国語教材作成】話し合いや手紙などを題材とした予想問題作成のコツ

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話し合いやスピーチ、手紙などが入試問題に頻出

文部科学省が告示する学習指導要領には、中学国語の学習内容が記載されています。「話すこと・聞くこと」の分野では話し合いやスピーチなどが、「書くこと」の分野では手紙や観賞文などがそれぞれ例示されています。

そのため、公立高校などの入試問題では、話し合いやスピーチ、手紙、詩歌の観賞文などを題材とする問題がしばしば出題されます。こうした傾向を踏まえた予想問題の作成を依頼されることがあります。

過去問分析で予想問題の方向性を定める

予想問題作成で大切なのは過去問分析です。問題の出題形式、解答形式、設問数、難易度といった内容面だけでなく、「~しなさい」「~しましょう」などの文体に至るまできちんと精査します。この分析結果に基づいて、予想問題の方向性を定めます。

オリジナル文章を作成するためのテクニック

話し合いや手紙などを題材とする予想問題では、本文もオリジナル文章です。出典元の表現に縛られず自由に本文を作成できる一方で、こちらも過去問の傾向に合わせる必要があります。

対象学年にふさわしい文体

オリジナル文章を作成する際に注意すべきは、対象学年にふさわしい文体にするという点です。

たとえば、短歌の観賞文を小学5年生が書いたという設定の文章を作るとします。その際に、「美を実感しました。」という表現はNGです。ふつうの小学5年生は、こんな難しいことを書きません。「美しいと思いました。」と書きます。場合によっては「美しい」も「うつくしい」とひらがな書きにします。

発言や表現を工夫する

たとえば、学級会の話し合いをテーマにする場合、設問を作りやすいように発言を工夫します。

「卒業文集の表紙をどんなイラストにするか?」を話し合うとします。Aさんが「修学旅行で行った京都の風景がいいと思います。」と発言した後、Aさんと異なる意見とAさんの反論を続けます。その議論を中断する形で、あえて「修学旅行では、京都ではなくて沖縄に行きたかったですよね。」というXさんのトンチンカンな発言を入れます。ここで司会役がどう軌道修正するか、も設問となります。

同様に、手紙文を題材にする場合は、意図的に敬語の間違いを入れるなど、表現の工夫が必要です。どういう工夫をすべきかは、過去問を踏まえて考えます。

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